岡村 簣斎 おかむら きさい
   

14.6p×22.3p

文化12(1815)年生〜明治6(1873)年9月29日歿
制作年 嘉永2年(1849) 35歳
 名は酌中。字は士黄。通称は熊七、熊彦。長門 (山口県)萩藩士。山県墨僊・京都で頼山陽門人の牧輗(百峯)に師事し塾を開く。禁門の変後、帰郷。維新前後に山口明倫館や山口文学寮の教授などを勤め、郷土の教育に尽力した。尊攘運動で死んだ人たちの事績を収録した「忠節事蹟」を編集。
 弟子に岡村黒城・粟屋良之助らがいる。
 「己酉二月長門岡村酌中識」の下に、朱文の「岡村酌中」、白文の「」の落款印が押されている。

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